「皇室の繁栄を考えた場合、3人目のお子さまを強く希望したい。多くの国民は歓迎してくれるのではないか」と期待を表明した。
養育との両立で負担があるため公務を軽減してきたことに触れ、
「(ご負担が)病気にどう影響したかは分からないが、公務に支障がある状況が続いたのは、我々にも責任がある」と述べた。
長官は、この1年、雅子さまの様子に改善が見られなかった原因を把握しきれていないとした上で、
「今後はご夫妻の考えを伝えてもらって、必要な態勢を取っていきたい」とした。
宮内庁によると、出産後も続けた公務が負担になったとみられる。
子育て面でも、敬宮愛子さまを近くの公園に連れて行った際、周囲が騒いで自然に遊ばせられなかったことなど、
皇族としての制約の大きさに直面しているという。
一方、長官は、秋篠宮ご夫妻のお子さまについて考えを問われ、
「皇室の繁栄を考えた場合、3人目のお子さまを強く希望したい。多くの国民は歓迎してくれるのではないか」と期待を表明した。
(時事通信)2003年12月12日