ユージン・スミス

 男性に暴行を加えて現金を脅し取ろうとしたとして、
京都府警東山署は2日、反核運動に取り組んでいる
環境ジャーナリストのアイリーン・美緒子・スミス容疑者(55)
京都市左京区=ら3人を、傷害と恐喝未遂の容疑で逮捕した。
3人は「弁護士が来るまで何も話せない」と黙秘しているという。

 ほかに逮捕されたのは、スミス容疑者の長女(21)と
米国人の男性英語教師(40)。

 調べでは、3人は7月下旬、宮崎市の会社員男性(27)を
京都市の英語教師宅に呼び出し、顔や頭を殴打して軽傷を負わせ、
約100万円を支払うよう脅した疑い。

朝日新聞 平成17年08月02日

http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK200508020050.html

 

 京都府警東山署は2日、京都市左京区田中下柳町環境保護団体代表アイリーン・美緒子・スミス容疑者(55)ら3人を傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕した。

 スミス容疑者は、夫の米国人写真家、ユージン・スミス氏(1978年死亡)と共に水俣病の悲劇を世界に伝えたことで知られる。

 調べでは、3人は、1999年にスミス容疑者の長女(21)が被害を受けた刑事事件で、加害者として府警に逮捕され、示談して不起訴となった宮崎市の男性会社員(27)から金を脅し取ろうと計画。7月下旬、「責任を取ってくれ」と男性を京都市内の民家に呼び出し、計5人で男性の顔などを殴るなどして2週間のけがを負わせ、100万円を要求した疑い。

 スミス容疑者らは「弁護士が来ないと言えない」と話しているという。

2005年8月3日1時8分 読売新聞