東宮ご一家と宮内庁の距離

ローマ法王葬儀に出席したい

いまの皇室と宮内庁の距離と示すエピソードがある。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世ーー(文書不鮮明)ーー8日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われた追悼式に参列した。しかし、ローマ法王への追悼をカテドラルでの献花だけで済ませたことは、皇太子にとって極めて不本意だったに違いない。

「世界的にも重要な人物なのだから、できるものなら葬儀に出席したい」

皇太子は、東宮の職員にこう漏らしたというのだ。宮内庁職員が、同情する。

「殿下は英国留学中にバチカンを訪問され、法王とお会いになってますし、皇太子ご夫婦はかねがね自分たちの皇室外交をしたいと言っています。宮内庁長官東宮大夫は、『全力で協力する』と言っはいますが、結局、ローマ法王の葬儀という皇室外交の絶ーー(文書不鮮明)--皇族の外交には、総理大臣の認証が必要です。宮内庁には『小泉さんは気が利かない』と苛立っている職員もいます

(引用) 週刊現代2005年5月7日・14日号

 

 

秋篠宮ご夫妻、法王を表敬 皇室として1993年以来   2016.5.12のニュース

 イタリアを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は12日、バチカンを訪れ、ローマ法王フランシスコを表敬された。宮内庁によると、皇室による法王表敬は1993年に天皇、皇后両陛下が当時の法王ヨハネ・パウロ2世と会見して以来。

 秋篠宮ご夫妻は法王から「ようこそいらっしゃいました」と歓迎を受け、約25分間会見。有田焼のつぼなどをプレゼントし、法王は「とても素晴らしい」と笑顔を見せた。法王は環境保護への思いを込め、昨年発表した環境問題に関するカトリック教会の重要文書「ラウダート・シ」などを贈った。

 会見では、共通の関心事である環境問題や平和問題などが話題になったとみられる。別れ際に法王は「天皇、皇后両陛下や、お子さまたちにもよろしくお伝えください」とあいさつし、ご夫妻は「ありがとうございます」と笑顔で応じた。

 故ヨハネ・パウロ2世は81年、ローマ法王として初訪日し、広島と長崎の両被爆地を訪れた。天皇、皇后両陛下とは93年の会見の際に、平和を願い意見を交わした。

 ご夫妻は10日夜にローマに到着し、11日に大統領府で日本とイタリアの国交樹立150周年祝賀行事に出席した。北部ミラノや中部フィレンツェで博物館などを視察した後、17日に帰国する。(ローマ共同)

https://www.sankei.com/photo/daily/news/160512/dly1605120021-n1.html

 

 

皇太子ご一家が望まれてもローマ法王の葬儀に出席はかないませんでしたが、秋篠宮家は現ローマ法王に表敬訪問しています

 

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http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/yosanshikko/tekiseika/pdf/zuikei-buppin-h28.pdf